リリースノート(Ver.3.5.0)
新機能について
■OnTime Desktop クライアント
- ロール(権限)機能を使用してアクセス権限の委任を設定できます。管理者はOnTime管理センターでアクセス権限の委任を設定出来ます。これによりユーザーへ特定のユーザーや部署の権限を付与することが出来ます。この機能はExchangeで既に付与されたアクセス権限にOnTime上でのみ累積追加されるイメージです。Exchangeのアクセス権設定に追加はされません。
- 新しいロール(権限)機能のために新しいタイプのグループ「リンク AD グループ」を導入しました。このグループはOnTimeに追加されていないADグループを指定できます。「リンク AD グループ」はDesktopクライアントで使用することもロール(権限)機能にのみ使用することも可能です。
- 予定イベントの詳細/本文を編集出来る新しいHTMLエディターを採用しました。テキストの書式、画像やファイルの貼り付けが可能となります。
- 個人グループを指定したユーザーで共有出来るようになりました。共有グループにする場合、誰と共有するか、誰が管理するかを指定できます。
- 会議出席依頼の了承/辞退を直接応答できるようになりました。個人ビューを使用すると例えば秘書のような立場の人が代理で会議出席依頼に応答することも可能です。
- 2018年にオラクル社がJava SE 8 を2019年1月以降に商用利用する際にサポート契約を必要とすると広報しました。OnTimeの顧客に負担を与えないようにJava 11と無料で使用できるOpen JDKを利用します。
- LDAPとLDAPSの両方をサポートします。同期対象のユーザー情報をADやAzureADから取得する際にLDAPSを使用して取得出来るようになりました。
■OnTime 管理センター
- 午前2時に固定されていた夜間のメンテナンスタスクを以下の様に改善しました。
- 実行時間を短縮するため、プロセスをマルチスレッド化しました。
- 曜日毎にプロセスを実行する/しないを指定できるようになりました。
- メンテナンスタスクを開始する時刻を指定できるようになりました。
各種修正について
以下の明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime Desktop クライアント
- シフトキーを押しながらエントリーをドラッグしてもコピーできない不具合を修正しました。