リリースノート(Ver.6.2.3)
注意)Ver.6.2.1とVer.6.2.2は日本でのリリースを見合わせさせていただきました。
最新アップデートへようこそ。リリースでは、最新機能の実装だけで無く機能改善、バグ修正、潜在的なセキュリティ脆弱性に対処しています。リリースノートでは主要な変更点を抜粋してご紹介していますが、すべてのアップデートが詳細に説明されているわけではありません。しかし、重要な変更点は多数ありますのでリリースノートをお読みいただきバージョンアップをご準備ください。
新機能について
■OnTime 管理センター
- 他ユーザーの既存のイベントを開く際に、出席可能時間のアクセス権で開催者情報の表示/非表示オプションを準備しました。
https://admin-microsoft.ontimesuite.jp/2023/12/230/#index_id2 - ドメイン設定のディレクトリ同期(graph)のスレッド数について従来の1-10の制限を2-10に修正し、全ての皆様に2以上のスレッド数の恩恵を確かめていただけます。
https://admin-microsoft.ontimesuite.jp/2023/10/141/#index_id5 - 会議室の新しいグループ タイプ Room List をサポートしました。Room List グループは、会議室および共有席の同期対象として使用できるようになりました。
注意: Room List は他のグループの一部として含めることはできず、同期対象に直接登録する必要があります。
■OnTime Backend
- Ver.6.2.0で実装したディレクトリ同期(graph)で、レスポンスのページング処理で発生する可能性がある処理に対応するリトライメカニズムを実装しました。
- Ver.6.2.0で実装したディレクトリ同期(graph)で、ログに更なる詳細が記録されるように実装しました。
- Ver.6.2.0で実装したディレクトリ同期(graph)で、既存のドメイン設定がEWSを利用している場合は、管理者が変更しない限り継続してEWSを利用するように実装しました。
各種修正について
明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime Desktop クライアント
- 「コピー作成」したイベントの「重複予定の確認」で発生する可能性がある不具合を修正しました。
- イベントを開く際に開始時刻取得で発生する可能性がある不具合を修正しました。
- 「会議室/備品の検索」で以前選択した場所や建物が存在しなくなった際に発生する不具合を修正しました。
■OnTime Teams クライアント
■OnTime 日程調整 オプション
- 日程調整の外部ユーザー向けページで日時書式が正しく読み込まれず英語書式になる不具合を修正しました。
■OnTime Backend
- 日程調整の幾つかの通知メールの一部でURLリンクが機能しない可能性がある不具合を修正しました。
- ユーザー検索から開いたプロファイル画面で自動応答が正しく表示されない不具合を修正しました。
- 入れ子グループの展開に関連する不具合を修正しました。同期対象からすべての入れ子グループを取得する機能でページング属性を考慮せず実装されグループリストの一部のみが取得されていました。
- MS Graph 呼び出しのトレース ログを改善しました。MS GraphのPOST呼び出しとバッチに対するレスポンスを追加しました。
バージョンアップを行う際の注意事項(Ver.6.1.8bと同じ内容です)
Ver.6.1.8a、Ver.6.1.8b、Ver.6.1.9、Ver.6.1.10、Ver.6.2.0、Ver.6.2.3は従来のバージョンより同期処理の機能が改善されています。ご利用のバージョンのOnTime管理センターで以下のスレッド数をそれぞれデフォルトの5に戻して保存した後に、通常のバージョンアップ手順で作業を行ってください。通常のバージョンアップ手順は「OnTime for Microsoftのアップグレード」を参照ください。
- 「ドメイン設定」の「高度な設定」タブの上2つのスレッド数はデフォルトの5と5に設定
https://admin-microsoft.ontimesuite.jp/2023/10/141/#index_id5 - 「グローバル設定/バックエンド」の夜間メンテナンス同期タスクのスレッド数はデフォルトの5に設定
https://admin-microsoft.ontimesuite.jp/2023/12/218/#index_id2
また、個別にOnTime APIで同期を実行される際は、ディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期を実行している際は、その他の同期(写真画像同期、アクセス権同期、イベント同期)は実行しないようにしてください。必ずディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期が実行されていないことを確認の上、その他の同期を開始するようにご注意ください。次のバージョンアップで、各種同期を要求する際にディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期が実行されている場合はその実行要求を受け付けなくなります。