リリースノート(Ver.6.2.5)
注意)Ver.6.2.4は日本でのリリースを見合わせさせていただきました。
最新アップデートへようこそ。リリースでは、最新機能の実装だけで無く機能改善、バグ修正、潜在的なセキュリティ脆弱性に対処しています。リリースノートでは主要な変更点を抜粋してご紹介していますが、すべてのアップデートが詳細に説明されているわけではありません。しかし、重要な変更点は多数ありますのでリリースノートをお読みいただきバージョンアップをご準備ください。
新機能について
■OnTime Desktop クライアント
- Outlook プラグインの MicrosoftTeams.min.js をバージョン 2.9.1 に更新しました。これにより、新しい Outlook エクスペリエンスとの互換性が確保され、プラグインが正しく機能するようになります。
■OnTime Mobile クライアント
- イベントページを更新し、詳細フィールドを HTML としてレンダリングし、添付ファイルも含めるようになりました。
■OnTime Backend
- 最新のセキュリティとパフォーマンスの改善を活用するために、基盤となる Tomcat サーバーをバージョン 10.1.39 にアップグレードしました。
各種修正について
明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime Desktop クライアント
- 作成者権限に関連する不具合を修正しました。このロールを持つユーザーは、編集権限と同様にダブルクリックしてイベントを作成したり、ユーザープロファイルから直接イベントを作成したりできるようになりました。
■OnTime Backend
- デフォルト設定の作成に関する不具合を修正しました。以前はグローバル設定は初期化時にデフォルトで言語/地域「en」/「en」にハードコードされていました。この更新により、管理者でデフォルト設定が構成されている場合には、グローバル設定はデフォルト設定から言語/地域を継承するようになりました。
バージョンアップを行う際の注意事項(Ver.6.1.8bと同じ内容です)
Ver.6.1.8a以降のバージョンは従来のバージョンより同期処理の機能が改善されています。ご利用のバージョンのOnTime管理センターで以下のスレッド数をそれぞれデフォルトの5に戻して保存した後に、通常のバージョンアップ手順で作業を行ってください。通常のバージョンアップ手順は「OnTime for Microsoftのアップグレード」を参照ください。
- 「ドメイン設定」の「高度な設定」タブの上2つのスレッド数はデフォルトの5と5に設定
https://admin-microsoft.ontimesuite.jp/2023/10/141/#index_id5 - 「グローバル設定/バックエンド」の夜間メンテナンス同期タスクのスレッド数はデフォルトの5に設定
https://admin-microsoft.ontimesuite.jp/2023/12/218/#index_id2
また、個別にOnTime APIで同期を実行される際は、ディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期を実行している際は、その他の同期(写真画像同期、アクセス権同期、イベント同期)は実行しないようにしてください。必ずディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期が実行されていないことを確認の上、その他の同期を開始するようにご注意ください。次のバージョンアップで、各種同期を要求する際にディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期が実行されている場合はその実行要求を受け付けなくなります。