リリースノート(Ver.6.2.8)

1.リリースノート

最新アップデートへようこそ。リリースでは、最新機能の実装だけで無く機能改善、バグ修正、潜在的なセキュリティ脆弱性に対処しています。リリースノートでは主要な変更点を抜粋してご紹介していますが、すべてのアップデートが詳細に説明されているわけではありません。しかし、重要な変更点は多数ありますのでリリースノートをお読みいただきバージョンアップをご準備ください。

 

新機能について

■OnTime Backend

  • 「OldUserCleanup」におけるアンチブロッキング動作を改善しました。ソフトデリートされたユーザーの情報をハードデリートするプロセスをより細かいステップに分割し、高負荷環境における長期的なデータベースブロッキングの可能性を防ぐため、最大10分間だけ実行するという厳格な時間制限を導入しました。10分で処理できなかったユーザーの情報は翌日以降の「OldUserCleanup」にて残数がなくなるまで継続して行われます。

各種修正について

明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。

■OnTime Desktop クライアント

  • ケータリングのみが追加または変更されたときに、招待者に会議の更新メールが届く問題を修正しました。この問題は、会議にオンライン会議リンクも含まれていた場合に特に発生しました。

■OnTime Mobile クライアント

  • 会議室の単体予約の競合チェックで競合が検出されず、正しく処理されない問題を修正しました。

■OnTime Backend

  • 組織に999を超える会議室が含まれている場合に会議室の各種データのフィールド同期が失敗する不具合を修正しました。
  • 複数のOnTimeサーバーが存在する組織でイベントの詳細の取得が期待どおりに機能しない不具合を修正しました。
  • ユーザーの電子メールアドレスに「aA」が含まれている場合に発生する EWS方式のユーザー同期の不具合を修正しました。

バージョンアップを行う際の注意事項(Ver.6.1.8bと同じ内容です)

Ver.6.1.8a以降のバージョンは従来のバージョンより同期処理の機能が改善されています。ご利用のバージョンのOnTime管理センターで以下のスレッド数をそれぞれデフォルトの5に戻して保存した後に、通常のバージョンアップ手順で作業を行ってください。通常のバージョンアップ手順は「OnTime for Microsoftのアップグレード」を参照ください。

また、個別にOnTime APIで同期を実行される際は、ディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期を実行している際は、その他の同期(写真画像同期、アクセス権同期、イベント同期)は実行しないようにしてください。必ずディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期が実行されていないことを確認の上、その他の同期を開始するようにご注意ください。次のバージョンアップで、各種同期を要求する際にディレクトリ同期およびユーザー/グループ同期が実行されている場合はその実行要求を受け付けなくなります。

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