リリースノート(Ver.6.3.8)
最新アップデートへようこそ。リリースでは、最新機能の実装だけで無く機能改善、バグ修正、潜在的なセキュリティ脆弱性に対処しています。リリースノートでは主要な変更点を抜粋してご紹介していますが、すべてのアップデートが詳細に説明されているわけではありません。しかし、重要な変更点は多数ありますのでリリースノートをお読みいただきバージョンアップをご準備ください。
Ver.6.3.0以降の注意事項
OnTime同期ハブ
従来のEWS方式は引き続きサポートされますが、ユーザー組織には OnTime同期ハブへの切り替えを開始することをお勧めします。
(EWSは引き続きご利用いただけますので、日本語マニュアルが整備されるまでは引き続きEWSをご利用ください。)
詳細については次のFAQリンクを参照ください。→「Ver.6.3.0で実装されたOnTime同期ハブとは?」
EntraIDのAPI権限機能の更新
Ver.6.3.xにて非推奨の directory.read.all 権限を個別の適切な代替権限に置き換えています。
必ずAPIのアクセス許可を確認し過不足分の修正を行ってください。
→「OnTime for Microsoft管理者マニュアル-Microsoft Entra IDで「アプリの登録」を行う-「APIのアクセス許可」タブ」
→「OnTime for Microsoft管理者マニュアル-Microsoft Entra IDで「アプリの登録」を行う-Ver.6.2.8以前とVer.6.3.0以降の比較」
新機能について
■OnTime Desktop クライアント
- Microsoft Teamsが利用可能な環境では、参加者が招待されているイベント画面に [チャット] ボタンと [ビデオ通話] ボタンを追加しました。
■OnTime Mobile クライアント
- 下部のナビゲーションメニューに新しく追加された「Rooms」は、OnTime Roomsの予約管理が簡単に行えるよう実装されました。新しい「Rooms」メニューには、現在利用可能な客室の一覧、利用可能な客室のみを表示する機能、場所、建物、階数、定員などの条件でリストを絞り込む機能が含まれています。
- 「OnTime Rooms」のライセンスが付与されている会議室なら、ルームの新しい予約も簡単に作成でき、現在開催中の予約の使用延長や即時終了も簡単に行えます。これらの新機能は、会議室の利用率を高め、未使用の会議室を新規予約に利用できるようにするという、OnTime Roomsの主要目的の一つをさらに強化するものです。
- 管理者は、OnTime Mobileクライアントの下部ナビゲーションメニューに表示されるアイコンとその順序を設定できるようになりました。設定はデフォルト設定の「モバイル」タブで行えます。
- OnTime Rooms Ver.3.0.0のリリースノートはこちらを参照→https://www4.ontimesuite.jp/ver300/
- OnTime Roomsの1ライセンス無償提供キャンペーンはこちらを参照→https://ontimesuite.jp/news-20250826/
■OnTime Admin
- 管理者は、OnTime Mobileクライアントの下部ナビゲーションメニューに表示されるアイコンとその順序を設定できるようになりました。設定はデフォルト設定の「モバイル」タブで行えます。
■OnTime Backend
- Tomcatをバージョン10.1.48にアップデートしました。
各種修正について
明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime Desktop クライアント
- まれに設定画面で勤務時間の値がnull値の場合にエラーが発生する不具合を修正しました。
■OnTime Backend
- サービスでOnTime TomcatがSQL Expressより先に起動した場合、Hikari connection poolで自動的に再接続されない不具合を修正しました。以前は、データベース接続を復帰するためにTomcatを再起動する必要がありました。
- MicrosoftがSQL Express 2022のサービス起動を自動から自動 (遅延開始) に変更したために日程調整が起動に失敗する不具合を修正しました。
