リリースノート(Ver.2.8.1)
新機能について
■OnTime デスクトップクライアント
- メインビューのコンポーネントを刷新しました。新しいメインビューは以下の2点を含む沢山の新機能が実装されています。
- スケーラビリティ。ページング処理を刷新したのでもうタブをクリックする必要はありません。
- 行の高さは1から9行程度の高さまで設定できます。(重複する予定の数はそもそも制限はありません)
- 会議召集の作成時に「出席可能時間の検索(参加者全員が参加可能なタイムスロットの結果リスト)」を実行できます。
- メインビューの右上の検索を刷新しました。ユーザーの属性を指定した検索、予定の属性を指定した検索が行えます。
- グループ表示パネルの幾つかの不具合を修正しています。
- 作成先を選択する際の機能を拡張改善しました。
- Outlook用のOnTime Group Calendar Office アドイン用 XMLマニフェストによる実装機能を追加しました。 Officeアドイン用のXMLマニフェストファイルで、OnTimeアドインを有効にする手順が記述されます。 OnTimeにはご利用の組織固有のアドインXMLマニフェストファイルを作成する機能が含まれています。ご利用になるにはhttpsの利用が必要です。
- Outlook アドイン用のメールベースのToken要求認証手順(Mail Based Authentication workflow to request a token for OnTime)を新規実装しました。この機能はグローバル/バックエンドで設定します。ADFS環境では必須です。ADFS未使用時はオプションです。
- メールベースのToken要求認証手順(Mail Based Authentication workflow to request a token for OnTime)をブラウザ利用時も認証用に使用できます。
- マルチドメイン(マルチテナント)を実装したことによりOnTime管理センターのサーバーセクションはドメインセクションに移動しました。
■OnTime モバイルクライアント
- ビジネスカードのロケーションフィールドにURLが記述されている場合はクリックすることでページを開くことができます。
- 会議召集の作成時に「出席可能時間の検索(参加者全員が参加可能なタイムスロットの結果リスト)」を実行できます。
- 予定エントリのロケーションフィールドにURLが記述されている場合はクリックすることでページを開くことができます。
■OnTime 日程調整(Pollarity)
- 開発者は以下の様な招待者を含んだ日程調整画面を起動するエンコードを考慮したURLを直接作成出来ます。
- “/desktop?newpoll=%7B%22emails%22%3A%5B%22martin%40example.com%22%2C%22yuri%40example.com%22%5D%2C%22subject%22%3A%22My%20Test%20Subject%22%7D”
は”/desktop?newpoll={“emails”:[“martin@example.com”,”yuri@example.com”],”subject”:”My Test Subject”}”となります。
■OnTime 管理センター
- ユーザーがデバイスを紛失したようなときにTokenを無効化する機能を実装しました。
- 認証方法の設定を簡略化しました。
- ユーザー毎にカレンダーシステムとの最終更新日時を確認する事が出来るようになりました。
- Outlook用のOnTime Group Calendar Office アドイン用 XMLマニフェストによる実装機能を追加しました。 Officeアドイン用のXMLマニフェストファイルで、OnTimeアドインを有効にする手順が記述されます。 OnTimeにはご利用の組織固有のアドインXMLマニフェストファイルを作成する機能が含まれています。ご利用になるにはhttpsの利用が必要です。
- Outlook アドイン用のメールベースのToken要求認証手順(Mail Based Authentication workflow to request a token for OnTime)を新規実装しました。この機能はグローバル/バックエンドで設定します。ADFS環境では必須です。ADFS未使用時はオプションです。
- メールベースのToken要求認証手順(Mail Based Authentication workflow to request a token for OnTime)をブラウザ利用時も認証用に使用できます。
- マルチドメイン(マルチテナント)を実装したことによりOnTime管理センターのサーバーセクションはドメインセクションに移動しました。
■バックエンド
- マルチドメイン(マルチテナント)対応を実装しました。これは複数のメール基盤のユーザーのスケジュールをグループカレンダー上に表示出来ます。またドメインをまたいで会議召集を行えます。別のドメインのユーザーの予定を直接作成は出来ません。複数のOffice365もオンプレExchangeも同時表示が可能です。今回のバージョンでは、ドメイン間のアクセス許可の共有は、既定とMy Organaizationレベルに制限されています。 しかし私たちのロードマップには、ドメイン内やドメイン間でもっと細かいレベルの共有を可能にするロールシステムを予定しています。
- Javaのバージョンを8u172に更新しました。
- Tomcatのバージョンを8.5.30に更新しました。
- sqljdbcのバージョンを6.4.0.0に更新しました。
- トークンモデルのセキュリティを強化しました。 これにより、アップグレード後に初めてログインするときにユーザーがユーザー名/パスワードを入力する必要が生じる場合があります。
各種修正について
以下の明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime モバイルクライアント
- 会議招集で3人以上の参加者を選択した場合に画面外にスクロールする不具合を修正しました。これはiPhoneだけで発生しました。
- 24時間以上の時間を選択していても「出席可能時間の検索」が表示される不具合を修正しました。
■OnTime 管理センター
- 新規インストールした場合、DefaultSetting文書が2つ作成される不具合を修正しました。
■OnTime 日程調整(Pollarity)
- 同じ日程調整を2度実行する不具合を修正しました。
- メールアドレスを貼り付けで追加することが出来ない不具合を修正しました。
■OnTime 管理センター
- 名前を入力しないでもグループを作成出来る不具合を修正しました。
■バックエンド
- SQLデータベースに不足しているインデックスを追加しました。これにより、部屋を選択する際に検索速度が大幅に向上します。
- OnTimeのPermission同期に関するいくつかの問題を修正しました。
- SQL Serverへの接続が失われてサブスクリプションサービスが終了する問題を修正しました。
■注意事項
Ver.2より低いOnTime Group Calendar APIのサポートはVer.2.8.x以降で削除されました。