OnTimeのアクティベーションキー(トライアルキー含む)に必要なドメイン情報はどのようにして確認出来ますか?
追記)2020年8月19日、ワークグループのサーバーとして構築する際の確認方法を追記しました。
OnTimeのライセンスは試用版、製品版のどちらのアクティベーションキーにもOnTimeサーバーが稼働するWindowsサーバーのそれぞれの環境のドメイン情報を必要とします。
Active DirectoryのメンバーサーバーとしてOnTimeサーバーを構築する場合。
Active Directoryドメイン環境でご利用の場合、確認方法は該当サーバーでコマンドプロンプトを起動し”set“を実行して環境変数を参照してご確認いただけます。コマンド実行結果のなかのUSERDOMAIN行の値を登録してください。
- あくまでもセキュリティの観点からADのメンバーサーバーとしての構成を推薦しています。
- Exchangeとの同期は別途EWS接続の設定を行うので同じテナントである必要はありません。
- Azure環境に新規で構築する場合はAzureAD DSをご利用いただけます。AWS等についても同等です。
- WebSSOを利用する場合はそのADへの参加は必須です。
※WebSSOはWindows端末にユーザーがログインした情報をベースとしてSSOを実現するOnTime認証方式です。
WORKGROUPサーバーとしてOnTimeサーバーを構築する場合。
- ワークグループ名は「WORKGROUP」「WORKGROUP01」の様な簡易な名称ではなく組織を特定できる命名をしてください。
- セキュリティの観点からワークグループに所属するサーバーはOnTimeサーバーだけにしてください。
※ワークグループ環境でOnTimeをご利用になる場合は同じく該当サーバーでコマンドプロンプトを起動し”net config workstation“を実行して環境変数を参照してご確認いただけます。コマンド実行結果のなかのワークステーションドメイン行の値を登録してください。