ダッシュボードの各種同期(Sync)はどのように使い分けますか?

4.管理者, 5.グループ(Groups), 6.凡例(Legends), 7.権限(Roles)

OnTime Group Calendar 上の予定データ(イベント、スケジュールなど呼び名は幾つか)は Exchange と原則リアルタイム同期です。
しかし、マスターデータにあたるユーザー情報やロール(権限)設定などについては深夜の指定した時間だけに実行されます。
更に、各設定の変更だけのものは何もしなくてもクライアント画面に反映されます。

もし日中に何かしらの設定変更を行った場合にマスターデータ系の情報をすぐにクライアントに反映させるためにはダッシュボードでどのような処理が必要かを代表的な作業について一覧に整理してみます。

変更内容 Directory User & Group
補足1)参照
Photo Permission Event
同期設定されている配布グループ内のユーザーの追加や削除
補足2)参照
表示グループ設定で動的/静的グループなどの変更
Exchange や Outlook でアクセス権の変更
ロール(役割)設定の変更
Outlook や Azure AD で顔写真の変更
Exchange や  Outlook や Azure AD でユーザーのプロフィール情報の変更
デフォルト設定の変更 手動同期の必要ありません
凡例設定の変更 手動同期の必要ありません
ドメイン設定の各種変更
補足3)参照
適宜 適宜 適宜 適宜
バックエンドの設定変更等で「再起動通知」が指示された場合
補足3)参照
適宜 適宜 適宜 適宜

補足1)
Directory Sync を実行した時は自動的に続けて User & Group Sync が実行されます。

補足2)
Directory Sync を実行する際はその他の同期は必ず Directory Sync が完了してから実行してください。理由はユーザー同期が完了しないと最新状態のデータに基づいてその他の同期が実施されないからです。

補足3)
ドメイン設定の各種変更の場合とバックエンドの設定変更等で以下のようなメッセージが表示された場合はダッシュボードの「OnTime アプリケーション」の停止/実行を行います。そして必要な場合は上記の一覧表に基づき必要な同期を行ってください。

 

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