OnTime の中で予定の閲覧権限はどのように制御されていますか?
OnTimeクライアントでの参照権限はExchangeで設定された「アクセス権」とOnTimeで設定された「ロール(役割)」の両方で決まります
OnTimeで利用する個々のスケジュールへのアクセス権限は、Exchange側のその人の予定表へのアクセス権限とOnTimeのロール(権限)の両方をご利用いただけます。(OnTimeのロール(権限)については後述します。)
ちなみにExchangeの予定表とロール(役割)の両方で異なる権限を設定した場合は、より強い権限が優先されます。
例)
- Exchange側のその人の予定表への権限が参照不可、OnTimeで設定したロール(役割)が編集可能 :編集可能
- Exchange側のその人の予定表への権限が編集可能、OnTimeで設定したロール(役割)が参照不可 :編集可能
OnTime 管理センターで設定できる「ロール(役割)設定」について
OnTime 管理センターでは下図のような設定を幾つもご準備いただくことが可能です。
1つのロール設定で項目はそれぞれ
- このロールを付与するメンバー(及びそこから除外するメンバー)
それから - このロールで予定の「作成/編集/削除」の対象となるメンバー(及びそこから除外するメンバー)
- このロールで予定の「全ての詳細を表示」の対象となるメンバー(及びそこから除外するメンバー)
- このロールで予定の「件名とロケーションを表示」の対象となるメンバー(及びそこから除外するメンバー)
- このロールで予定の「出席可能時間の表示」の対象となるメンバー(及びそこから除外するメンバー)
をそれぞれ設定します。
メンバーの選択肢はとしてはExchangeから取得した配布グループやOnTimeで設定した静的表示グループ、個別のユーザーなどが利用できます。
ちなみにこのロール設定はExchangeやOutlookでの見え方や操作には影響を与えません。OnTimeの中だけで有効です。