リリースノート(Ver.6.4.5)
最新アップデートへようこそ。リリースでは、最新機能の実装だけで無く機能改善、バグ修正、潜在的なセキュリティ脆弱性に対処しています。リリースノートでは主要な変更点を抜粋してご紹介していますが、すべてのアップデートが詳細に説明されているわけではありません。しかし、重要な変更点は多数ありますのでリリースノートをお読みいただきバージョンアップをご準備ください。
新機能について
■OnTime Backend
- イベント同期エンジンの堅牢性を向上。
- 1つのドメイン設定にエラーがあっても、他のドメインの動作へ影響しないようになりました。
- 起動時および再起動時に同期エンジンが正常に終了・開始されるよう改善しました。
- EWS<->Graphの移行処理おけるイベント同期(Migration Resync)が完了するまで待機してから同期エンジンを開始します。
- 重複通知や古い通知によって不要な Graph カレンダーのフル同期が繰り返し実行されるケースを削減しました。
- EWS ディレクトリドメインにおける Graph サポートを改善。ユーザーの GraphID がアプリケーション起動時に自動的に取得・設定されるようになりました。これにより、ユーザーはInternal Graph Subscriptionに正しく登録され、メールアドレスとサインイン名が異なる場合でもメールアドレスベースで行う検索を回避できます。
- Apache Tomcat を 10.1.60 から 10.1.61 にアップグレード。このアップグレードには 10.1.60 のセキュリティ修正が含まれており、特に HTTP/2 のリクエストヘッダー混在問題に対する重要な修正が適用されています。また、10.1.61 では HTTP/2 および TLS の安定性向上も含まれています。
■来訪者管理 オプション
- Visitor(来訪者)バッジが2ページに印刷される不具合を修正しました。バッジの言語設定で「来訪者」の翻訳語が長い場合、ラベルが2行に折り返されてしまい、バッジ全体が1ページに収まらず2ページに印刷されることがありました。ラベルは常に1行で印刷されるようになり、必要に応じてフォントサイズを自動的に縮小してバッジの幅に収めます。これにより、各バッジは必ず1ページに印刷されます。
各種修正について
明示的な不具合修正だけでなく、幾つかの安定性のための不具合修正や細かな不具合修正も行っております。
■OnTime Desktop クライアント
- 他ユーザーの会議招待を承諾、仮承諾、または辞退する際、両ユーザーのドメインのイベント同期が異なる方式を採用している場合に処理が失敗することがありました。カレンダー所有者の権限で応答が行われるようになり正常に処理されます。
- 繰り返しの終日イベントの編集時に発生する UI エラーを修正。このエラーによりイベントの編集でエラーが表示されていましたが、繰り返しの終日イベントを正常に編集できるようになりました。
- 終日イベントの招待を承諾した後にイベント詳細表示でエラーが発生する不具合を修正しました。招待を承諾した後、そのイベントの詳細を開こうとすると表示が崩れたり開けなくなったりすることがありました。正常に開けるようになっています。
- 繰り返しイベントから任意参加者を削除しても保存されない不具合を修正しました。イベント更新時に削除内容が保存されず、任意参加者が残ることがありました。イベントを更新するとその参加者がすべてのすべての繰り返し予定から正しく削除されます。
■OnTime Backend
- 新規作成した繰り返しイベントを削除できない不具合を修正しました。繰り返しイベントを作成した直後に画面を更新せずに「定期的なアイテム全て」を削除しようとすると、「Internal Server Error」が表示され、繰り返しイベントがOnTimeに残ることがありました。
- 繰り返しイベントの時間変更時に誤った会議室の競合が発生する不具合を修正しました。重複が自身の繰り返しイベントと競合しているように表示されることがありました。なお、個別に変更されたアイテムとの実際の競合は引き続き正しく検出されます。
- 繰り返しイベントを承諾後に変更を保存できない不具合を修正しました。繰り返し会議の全てを承諾した参加者が、その予定への変更を保存できないことがありました。現在は参加者情報を変更しない編集内容については保存可能です。
- 繰り返し会議が OnTime から消えてしまう不具合を修正しました。参加者の承諾操作やイベント同期後に、Outlook には存在しているにもかかわらず OnTime 上で表示されなくなることがありました。
- 終日イベントの日付や時刻が誤って表示される不具合を修正しました。
終日イベントの作成・編集・承諾直後に、誤った日時で表示されることがありました。 - 終日イベントが誤った日に表示される不具合を修正しました。デバイスのタイムゾーンと OnTime の勤務時間用タイムゾーンが異なる場合に発生していました。繰り返し予定のイベントも含めて修正されています。
- 繰り返し会議の削除が失敗する場合がある不具合を修正しました。ユーザー同期処理と同時に実行された場合に発生していました。
- 新規作成した繰り返し予定の開始日時が誤る不具合を修正しました。イベント作成時にタイムゾーンが正しく設定されていなかったことが原因でした。
- イベント詳細表示時に Internal Server Error が発生する不具合を修正しました。イベントが OnTime データベースへ同期される前に詳細情報を要求すると発生していました。
- 繰り返し予定の更新に失敗する不具合を修正しました。イベント情報を事前に更新していない場合に予定の更新が失敗することがありました。
- イベント同期方式の切り替え(EWS ⇔ Graph)に関する改善を行いました。同期方式を切り替えた後の再同期処理中に、イベント同期エンジンを手動起動できてしまう場合がありました。その結果、移行同期とリアルタイム同期が同じカレンダーへ同時に書き込みを行い、重複キーエラーやメールボックスのスロットリングが発生することがありました。今回より再同期中はサービス状態が CANNOT_START_YET と表示され、自動で実行される再同期が完了するとイベント同期エンジンが自動的に起動します。また、その間に発生した Graph 通知は再送されるためイベントの取りこぼしは発生しません。
